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韓国の國民大學校教授が須山木材本社を訪問されました。 |
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2008年5月19日(月)、韓国の國民大學校教授、金 基源博士(Prof./Dr. Kim,Ki-Weon)が、 島根県出雲市の弊社本社を来訪されました。 |
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きっかけは、先代会長の著書「松と日本人」でした |
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金教授の専門は山林工学・山林美学。
韓国の社団法人 森・文化研究会 会長を務められ、隔月刊誌「森・文化」の発行人でもあり、
まさに、木の専門家。その金教授が弊社を訪れられたのはきっかけは、弊社の先代会長、須山定義(故人)が
執筆した「松と日本人〜出雲風土と日本文化」を本の通販サイト・アマゾンで見つけて購入され、須山定義の息子であり、現社長の須山泰則との対面を希望されてのことでした。
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弊社社長・須山泰則と対談 |
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金教授の最初の質問は須山定義がとりわけ「松」に関心をを持ち本に著したことでした。
それに対して社長は島根県の県木が黒松であること、松は防砂林として植えられるように砂地に適しており
建築材としても日本の風土に合った木であることを説明しました。
また、金教授は著書にあった築地松や、五葉松に強く惹かれておられたようでした。
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出雲平野の築地松や出雲大社の松を巡る |
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およそ一時間の対談のあと、教授に本物の築地松を見ていただこうと
築地松の風景が一望できる、出雲市に隣接する斐川町をご案内しました。
車で風景をご覧になりながら、何度も「stop!」と止められて、降りて築地松のある民家を撮影されました。
また、出雲大社の参道の松を見られるやいなやカメラのシャッターを押されていました。
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「松と日本人」に再注目 |
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弊社としては、20年も前に書かれた先代の本が外国の専門家の目に止まり、海を渡った事実に大変感動した次第です。また、地元に住む私たちが忘れそうになっている日本の原風景である築地松のある生活を今一度見直してみたいと思いました。
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アマゾンで紹介されています 「松と日本人−出雲風土と日本文化−」 (須山定義・北川泉 共著 清文社刊)
≪目次≫
マツ・まつ・松
マツの文化と出雲
砂山にマツを植えた男たち
日本の森林と木の文化
マツの有効利用と木の将来
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